自分の市場価値を知ることは大切!
高める方法を解説します。
現在、転職市場の環境は「売り手市場」ではなくなりました。
会社の倒産や給料カットなど、多くの不安を抱えている人も多いでしょう。
在宅ワークに変わり、働き方に変化が出た人も増えています。
こんな状況だからこそ、自分の年収と向き合い市場価値を知ることは大切です。
記事の後半では「市場価値を高める方法」を解説しています。
ぜひ参考にしてください。

大手製造メーカーにて、経理事務を15年経験。
現在はフリーランスとして活動中!
自分の年収に満足していますか?
この記事を読んでいる人に質問です。
自分の年収に満足していますか?
迷わず「YES」と答えられた人は少数だと思います。
この記事を書いている私は20年ほどの会社員経験があります。3社での勤務経験がある私の経歴をざっくり振り返ります。
- 1社目:新卒で大手アパレル会社・3年半勤務
- 2社目:金融系の会社・1年勤務
- 3社目:製造業での経理事務・15年勤務
転職のたび年収が下がるという、向き合いたくない現実があります。
当時の私に言いたいです。もっと頭を使え!と。あまりにも世間知らずすぎたため、無計画に転職してしまった結果です。
これから就職する人、転職を考えている人は「自分の市場価値を知る」ことで私のような失敗を避けてほしい。現在の自分の立ち位置を知り市場価値を高めることで、上記の質問に「YES」と答えられる道を歩んでほしいと思います。
市場価値を知る方法
転職活動を経験したことがある人は聞き覚えのある言葉ではないでしょうか?!
個人的にはあまり好きな言葉ではありません。
まずは「市場価値とは何か」を知ることから始めましょう。
市場価値とは?
市場価値とは、企業がその人をいくらで雇うかという「査定額」のようなものです。
ある意味、現在のあなたの年収=市場価値といえます。
需要と供給とのバランス、つまり「企業が必要とする人材」と「転職活動をする人」の数で変わるので、単純にその人の年収とは言い切れない部分があります。
市場価値において重視されることは以下の通りです。
- スキル
- 経験
- 勤務地
企業が必要とする高い「スキル」や「経験」を持っている人は市場価値が高くなる傾向があります。「勤務地」に関しては、東京とその他の地域では年収にかなりの差が生じています。
転職を考えていない人も、自分の価値を客観的に知り社会のニーズを知るべきです。
市場価値を高めるための行動は、自分の雇用を守ることにもつながります。
市場価値を知る方法
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職務経歴や自分のスキルなど簡単な質問にいくつか答えるだけで、市場価値を査定してもらえます。約5分の短い時間で診断から分析結果が出ます。企業がオファーする年収や選考条件に合致する企業数などが分かり、市場価値を知ることができます。
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市場価値を高める方法は3つ
市場価値を知ることは、客観的に自分の現状を把握することです。市場価値を知り高めることで、自分の雇用さらには生活を守ることにつながります。
市場価値を高める方法は以下の通り3つです。
- プラン作成
- 業界選び
- 転職
私は3社での勤務経験がありますが、悲しいことに転職を繰り返すたび年収が下がる結果となりました。今思えば、無計画な行動が導いた結果です。
当時の私が市場価値を高める方法を知っていれば、転職するたびに年収アップできたのではないか?!と考えます。
市場価値を高める方法【1】プラン作成
市場価値を高めるために最初に考えるべきことは「プラン作成」です。
自分の目標とする市場価値(年収)を明確に数値化し、それを達成するには何が足りないかを考えます。つまり、具体的に戦略を練ることで、スキルが足りないのか経験が足りないのか「足りないもの」をリスト化し1つずつ地道に達成していきます。
- 目標とする市場価値(年収)を明確にする
- 必要なスキルを考える
- 足りない経験は何かを考える
プラン作成するときのポイントは期限を設けることです。
「いつまでに」達成するのかを決めると、行動もスムーズになります。
- 20代のうちに達成、〇月中に達成、年内に達成・・・など
- 年収〇〇〇万円が目標
- 必要なスキルは簿記2級・・・など
- 足りない経験は新規顧客の開拓・・・など
上記のように、具体的なプラン作成をすることで「自分がやるべきこと」が明確に分かるはずです。
市場価値を高める方法【2】業界選び
「市場価値=現在のあなたの年収」と記事の前半で書きました。
同じ仕事内容であっても、どんな業界で働くかによって年収は大きく変わります。
例えば、経理事務の仕事です。私は製造業で15年ほどの経験があります。
2008年頃からリーマンショックの影響を受け、給料は大幅に下がりました。
リーマンショックとは2008年9月、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻に端を発した世界規模の金融危機のことです。日本では自動車や鉄鋼など輸出で成り立つ製造業は業績悪化となりました。その後、日本経済全体にも飛び火しました。
数年かけて、給料は元の水準に戻ってはいくのですが・・・製造業以外の業界、IT企業などで経理事務ができていれば良かったなと思います。
つまり、どんな業界で仕事をするのかによって同じような仕事内容でも年収が違ってきます。
- 伸びてる業界を見極める
- 社会の流れ、ニーズを読み取る
経理事務の場合、製造業であろうとIT企業であろうと仕事内容に大差ありません。
業界選びをしっかりしていれば、転職するたびに年収が下がることはなかったはずです。
企業に選ばれるのではなく、自分が企業を選ぶ姿勢が大切です。
小売り業や介護業界で経理事務をしていれば、さらに状況はきびしかったかもしれません。
いずれにせよ、業界選びで市場価値を高めることができるということです。
市場価値を高める方法【3】転職
市場価値を高める方法3つ目は転職です。
何度も言いますが、同じような仕事内容であっても業界選びで年収に差が出ます。
業界・企業選びが結果を大きく変える!
転職活動にはリスクとかなりのエネルギーを必要とするが、リスクがなければ未来は好転しません。
あとがき
本記事は昔の自分へ向けて、後悔の気持ちから書きました。
みなさんにとって、自分を知るきっかけになれば幸いです。
それでは・・・
市場価値を高める方法をまとめます。
- プラン作成
- 業界選び
- 転職
上記3つを知っていれば、よりよい環境で仕事をすることができたのではないか?!と思います。
プラン作成→業界選び→転職の方法で自分の市場価値を高めていきましょう。
将来を見据え、積極的に行動することをオススメします。
▼ まずは「市場価値」を知る ▼