仕事

組み立ては、どんな仕事?誰でも簡単にできる?経験者が解説します!

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組み立て経験者が仕事を解説する

組み立て作業は地味?難しい?など未経験者にとって分からないところですよね。

20年間の製造経験で設計加工組立検査出荷を経験した私が解説します。

 

注意ポイント

組み立て未経験者に向けての解説になります。

 

組み立ては、どんな仕事?

みなさんは、どのようなイメージを持っていますか?組み立ての仕事について。

地味で難しそうだとか、同じ事の繰り返しなど想像していますか?

それは、あながち間違いではありませんが・・・そんな単純な話でもありません。

 

組立図面

やわらかいプラスチックもあれば固い金属であっても、組み立て作業には組立図面があります。

組立図面にそって部品を合わせ完成させるのが組立作業です。

言葉では簡単ですが、奥が深いのも組み立て作業であり・・・難しい所でもあります。

 

同じ作業でも同じではありません

昨日と、同じ作業なのにうまく組む事が出来ないなどは珍しいことではありません。

特に精度要求が高い製品の組み立てでは、公差が厳しく少しのキズであったり温度変化によって組む事が出来ないことがあります。

こういった時の対応が、作業者のノウハウであり組み立て作業の奥深さです。

 

モノづくりで組み立ては必要不可欠!

この記事を読んでいるあなたの目の前にあるデバイスは、誰かが必ず組み立てた製品です。

設計して加工できても組み立てなければ何も製品になりません。組み立て作業は、製品をつくりあげる為に必要不可欠なのです。

 

簡単?難しい?よりも大事なこと!

組み立ての仕事をはじめるにあたり基本的に必要な資格はありません。

興味があれば、すぐにはじめる事ができる職種であると言えます。

だから簡単だと結び付けないでください!

 

簡単か難しいかは、仕事内容によってどうしても変わってきます。ただし、どちらであっても大事なことがあります。

製品は、必ず誰かが使うものであり責任をもって組み立てることが大事です。

エンドユーザー(商品を利用する人)すなわち私でもあり、あなたでもあるのです。

組み立てを仕事にするなら、必ず利用する人がいる事を意識してください。

 

組み立て作業で求められること!

私が経験した中で確かに言えるのは効率正確性です。

 

効率

私が組立経験が浅いときに、注意されたところです。

例えば、ネジを4本取り付ける作業で説明します。

 

これがNG

1本ネジを入れます→スパナを持ちネジを締める→また1本ネジを入れます→スパナを持ちネジを締めるを4回するわけです。

 

もうひとつが・・・

 

これがOK

4本のネジを入れます。スパナを持ってすべてのネジを締めます。

 

同じ作業は続けて行うことで効率はかなり変わります。

作業効率を意識することで無駄がなくなり、ミスやケガなども減ることでしょう。

 

正確性

組み立て作業で最も重要視するべきことは【正確性】です。

どれだけ効率を優先しても欠けてはダメなのが正確性です。

みなさんが購入される製品は、精度が低い物より精度が高い物が欲しいはずです。

先ほども言いましたが、必ずエンドユーザーがいます。

作業工程をしっかり守り、正確に組みあげる必要があります

作業者の性格が横着であったり大雑把な人には難しいところでもあります。

 

組み立て作業の魅力

私が組み立てた製品を定期検査などで見に行くことがありましたが、自分が組んだ製品をみるのはとても嬉しく感動します。

組み立てた製品が誰かに使ってもらえることは喜びであり責任をもつことでもあります。

そして、組み立て作業は構造を理解し知識を深めることにつながります。

何度も言いますが・・・必ずエンドユーザーがいます。

誰かが必要とする製品を組み立てることはモノづくりの醍醐味であり最大の魅力です!

 

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