【MS-Japan】は管理部門(経理・財務・人事など)やスペシャリスト(税理士・公認会計士・弁護士など)に特化した転職エージェントです。
無料でサービスを利用でき、手厚いサポートがあることで有名です。
経理の仕事がしたい人には、登録必須の転職エージェントの1つです。
しかし・・・残念ながら【MS-Japan】に登録しても「ご紹介できる案件がありません。」という理由で断られるケースがあります。
本記事は【MS-Japan】に断られたけど、経理の仕事がしたい人に向けて書いています。
今後、どのような形で転職活動を進めるべきか「3つの転職アドバイス」をします。
参考にしてください。
大手製造メーカーにて、経理事務を15年経験。
現在はフリーランスとして活動中!
【MS-Japan】に断られた人へ
【MS-Japan】に会員登録したものの・・・「ご紹介できる案件がありません。」と断られた人へ伝えたいことがあります。
落ち込む必要は全くありません!
必ずしもあなたに問題があるわけではありません。
断られると自分を否定された気持ちになるかもしれません。
ショックで転職活動への意欲がなくなっているかもしれません。
現在はコロナ禍により、転職市場における環境は大きく変化しています。
今後の転職活動を成功させるためにも、落ち込んでいる場合ではありません。
以下の通り、行動して前に進みましょう。
- 断られた原因を特定する
- 今後の転職活動に活かすため、対策を取る
経理の仕事がしたい人にとって【MS-Japan】は有名な転職エージェントですが、転職サイト・転職エージェントは他にもあります。
「経理の仕事がしたい」という気持ちを忘れず、あきらめないことが重要です。
経理事務の仕事をするメリット。やって良かったと思う7つのポイント
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【MS-Japan】が求人紹介を断るケース
【MS-Japan】が求人紹介を断るケースの一例を紹介します。
ホームページのQ&Aには以下のように記載されています。
Q. サービスを利用するにあたり、年齢制限はありますか?
A. 年齢制限はございません。
しかし、ご年齢やご経歴、ご志向等により求人のご紹介にお時間がかかる場合や、ご紹介が難しい場合もございますので、ご了承頂ければと思います。
Q. サービス利用開始からどのくらいで紹介してもらえますか?
また、どのくらいで転職先が決まりますか?
A. ご年齢やご経歴、ご志向等、市場動向により異なります。
ご紹介にお時間がかかる場合や、ご紹介が難しい場合もございますので、ご了承頂ければと思います。
上記の通り【MS-Japan】に会員登録しても「ご紹介が難しい場合」があり、必ず求人案件を紹介してくれるわけではありません。「ご紹介できない場合がある」ということです。
【MS-Japan】に限らず、転職エージェントすべてに言えることですが「需要と供給」の問題があります。
◆需要◆
企業が募集する求人数(求人案件の数)
◆供給◆
企業へ応募する求職者数(転職活動中の人数)
◆需要 > 供給◆
売り手市場の状態。売り手市場の時は求人案件が多く、求職者にとって転職活動しやすい時期と言えます。
【MS-Japan】が求人紹介を断るケースは、需要と供給のバランスが影響している場合があります。現在は売り手市場でないため、残念ながら断られるケースがあるようです。
決してあなた自身の能力や人間性に問題があるとは言っていません。
登録だけ残しておいて、どんどん前に進みましょう。(念のため、登録を残しておけば紹介される可能性があります。)
まず、断られた原因を具体的に特定することが重要です。
【MS-Japan】に断られた原因を特定する
【MS-Japan】から「ご紹介できる案件がありません。」と断られた原因を特定することで、今後の転職活動に活かすポイントがあります。
考えられる主な原因は、以下の3つです。
- 条件があわない
- スキル・経験が不足
- 居住地域
1つずつ見ていきましょう。
原因【1】条件があわない
条件があわないため、紹介できる求人案件がないと断られる原因になりやすい項目と具体例です。
◆職種◆
経理などの管理部門とかけ離れた営業や販売などの職種を希望
◆年収◆
希望年収が経歴などに見合わないほど高すぎる
◆勤務時間や休日数◆
週に3日しか働けない、午前中しか働けない
◆年齢◆
企業側が若年層を採用して育てたい、経験豊富な部長クラスの人材を求めている
原因【2】スキル・経験が不足
次に考えられる原因はスキル・経験不足です。
【MS-Japan】では資格より実務経験を重視しているため、資格がなくても利用可能です。
簿記の資格がなくても、実務経験でカバーできれば問題ありません。
ただし、以下に当てはまる場合は断られる可能性があります。
- 実務経験が少ない
- 管理部門(経理・財務・人事など)の仕事は未経験
- 正社員で働いたことがない
スキル・経験の両方が不足している場合は、今後の課題として対策を取りましょう。
原因【3】居住地域
【MS-Japan】は東京・横浜・名古屋・大阪の求人が大半を占めています。
ホームページでは日本全国および海外の求人案件もあるとのことですが、かなり限定的だと思います。
居住地域や働ける地域が地方などの場合、紹介できる求人案件がないため断られます。
【MS-Japan】に断られた人へ。3つの転職アドバイス
【MS-Japan】に断られた原因が特定できたと思います。
ここからは経理の仕事がしたい人へ向けて、3つの転職アドバイスをさせてください。
- MS-Japan以外で転職活動をする
- 簿記の資格を取る
- 経験を積む
1つずつ順に解説します。
アドバイス【1】MS-Japan以外で転職活動をする
記事の前半で【MS-Japan】は登録必須の転職エージェントと紹介していますが、他にも転職サイト・転職エージェントはたくさんあります。
「経理の仕事がしたい」と明確な目標がある人は、MS-Japan以外で転職活動を続けましょう。
転職サイトなどを複数利用することで、自分に合った求人案件との出会いのチャンスが増えるはずです。積極的な行動を心がけてください。
アドバイス【2】簿記の資格を取る
【MS-Japan】に断られたことで、資格の重要性に気づいた人がいるかもしれません。
経理の仕事に関しては資格より実務経験が重視されがちですが、やはり資格を持っていることで実力を証明することができます。
簿記の資格がない人は「簿記3級」を、簿記3級を取得済みの人は「簿記2級」を取得してスキルアップを目指しましょう。
「簿記に強い」資格の学校を紹介します。
参考にしてください。
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アドバイス【3】経験を積む
経理の仕事において、資格以上に重視されるのが実務経験です。
今までの経験を振り返り自分はどんな業務ができて、どの分野の知識が豊富なのか自己分析をしてみましょう。
経験不足を感じても、簡単に経験を積むことはできません。
経理の仕事をしながら日々の積み重ねで「経験値」を増やすしか方法はありません。
正社員としての勤務経験がない場合や勤続年数が短い人は「資格」でカバーするようにしましょう。
スキルアップを意識しながら仕事していれば、月日の流れとともに経験が増えていきます。
まとめ:経理の仕事がしたい人へ
本記事では【MS-Japan】に登録したものの「ご紹介できる案件がありません。」と断られた人に向けて、3つの転職アドバイスを書いてきました。
現在はコロナ禍により、以前より転職活動における状況は厳しいです。
「経理の仕事がしたい」という気持ちを忘れず、前向きな姿勢で転職活動を進めてください。
また記事前半で書いている通り、転職活動においては「需要と供給のバランス」があります。
今は転職活動のタイミングをはかりながら、自分磨き(資格取得など)をするといいでしょう。
タイミング次第で転職が決まることもあります。
現在はクレアールや【オンスク.JP】のように、自宅にいながらスキルアップできる学校がたくさんあります。
低価格で学べて更に資格を取得できれば、今後の転職活動のプラスになることは間違いありません。
ぜひクレアールや【オンスク.JP】のようなサービスをうまく利用しながら、転職活動を成功に導いてほしいと思います。