YouTubeチャンネルを運営する人にとって
- チャンネル登録者数
- 視聴回数
- 再生時間
これらは非常に重要です。
常に意識しながら動画作成していることと思います。
私自身、YouTubeを続ける中で・・・
上記3つの数字を大幅に増やしたいと考えています。
そのためには、日本だけでなく海外の視聴者も視野に入れた動画作りが重要です。
ですが!
言葉の壁があります。
そこで活用したいのが「多言語翻訳」「字幕」の機能です。
本記事の内容
- 言葉の壁を越えろ!多言語翻訳・字幕の重要性
- 【YouTube設定方法】チャンネル名と概要の多言語翻訳
- 【YouTube設定方法】投稿した動画の多言語翻訳・字幕の追加
- YouTubeの多言語翻訳・字幕を設定できているかの確認方法
あなたが運営するチャンネルや投稿した動画が多言語に対応していれば、海外の視聴者にもアピールできます。
チャンネル登録者数・視聴回数・再生時間を大幅に増やすことができれば・・・
収益もガッポリ (^^♪
夢のような話ではありません!
世界中の人から見てもらえる動画にするため
「多言語翻訳」「字幕」の機能を活用しましょう。
PC画面での設定方法を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
※YouTubeチャンネル運営者向けの内容です。視聴者側の設定は解説していません。
言葉の壁を越えろ!多言語翻訳・字幕の重要性
普段から映画や海外ドラマを楽しむ人は多いでしょう。
動画配信サービスはたくさんあります。
これらのコンテンツを気軽に楽しめるのは、言葉の壁がないからです。
外国語が分からなくても・・・
日本語の字幕や吹き替えがあるため問題ありません。
あなたが投稿したYouTube動画はどうでしょうか?
言葉が通じなくても伝わるジャンルはありますが、日本語対応のみでは多くのチャンスを逃がしています。
多言語翻訳・字幕の機能を設定しましょう。
チャンネル運営者が自分で設定しない限り、自動で翻訳されたり字幕がつくわけではありません。
YouTubeの機能を利用すれば
それほど手間のかかる設定ではありません。
この設定でブラウジング機能に認知され、おすすめ動画や関連動画として再生回数が大幅アップする可能性も秘めています。
「言葉の壁」を越え、世界中の人にチャンネルや動画をアピールしましょう。
YouTubeでは言語の選択ができます。
言語を「日本語」に設定している場合
日本語での表示になります。
英語圏の視聴者は「英語」を選択しています。
そのため、英語表示になります。
日本語で作成したチャンネル名や動画タイトルなどに「英語」を追加していれば・・・
英語圏の人がアクセスしたとき「英語」で届けることができます。
参考までに・・・
YouTubeの利用者数の多い言語を紹介します。
- 英語
- 中国語
- ヒンディー語
- スペイン語
- ポルトガル語
- アラビア語
まずは、英語で設定してみると良いでしょう。
後から言語を追加したり、複数言語の登録ができるため安心してください。
【YouTube設定方法】チャンネル名と概要の多言語翻訳
YouTubeのチャンネル名と概要を多言語に翻訳します。
ここで言う概要とは、チャンネル自体の説明欄になります。
動画ごとに設定する概要とは異なります。
チャンネルそのものに興味を持つ人が見にきてくれる大切な場所になります。
チャンネルの特徴や外部リンク設置など、しっかり設定してください。
なお、1度設定すると変更する機会はほとんどありません。
YouTubeを開いて「ログイン」します。
画面右上の「アイコン」をクリックします。
メニューの中から「YouTube Studio」をクリックします。
左側のメニューから「カスタマイズ」をクリックします。
「基本情報」をクリックします。
下へスクロールして説明の項目内にある
「+ 言語を追加」をクリックします。
チャンネルの翻訳画面が開きます。
左側は元の言語、右側は翻訳したい言語です。
「タブ ▼」を開いて・・・
元の言語は「日本語」を選択
翻訳言語は対応させたい言語を選択します。
今回は「英語」を選択します。
「チャンネル名」と「チャンネルの説明」に英語を入力します。
私の場合、チャンネル名はそのまま「meoTube」と入力します。
日本語から英語に翻訳するのはむずかしい!
このような場合、Google翻訳をお使いください。
新しいタブを開きます。
検索ボックスに「Google翻訳」と入力します。
Google翻訳が開きます。
左側の言語を「日本語」
右側の言語を「英語」にします。
YouTubeの画面に戻ります。
左側のチャンネルの説明にある「日本語」をコピーします。
Google翻訳の左側に貼り付けます。
右側に翻訳済みの英語が表示されます。
「英語」をコピーして、YouTubeの画面に戻ります。
YouTube画面の右側にある
チャンネルの説明に「英語」を貼り付けます。
チャンネル名とチャンネルの説明に英語を入力できました。
「完了」をクリックします。
チャンネル名と説明の翻訳には
英語が追加されています。
右上の「公開」をクリックします。
同様の手順で他の言語も追加できます。
必要に応じて、複数の言語を登録すると良いでしょう。
以上で、YouTubeのチャンネル名と概要の多言語翻訳は完了です。
【YouTube設定方法】投稿した動画の多言語翻訳・字幕の追加
ここからは、YouTubeにアップロードした動画の設定方法です。
次の2つを順に紹介します。
- タイトルと説明を多言語に翻訳
- 字幕を追加して多言語に翻訳
動画を投稿するたびに毎回必要となる設定です。
設定方法はいくつかありますが・・・
私が普段おこなっている手順を紹介します。
まずは、1・2共通の設定項目を見ていきましょう。
YouTubeを開いて「ログイン」します。
画面右上の「アイコン」をクリックします。
メニューの中から「YouTube Studio」をクリックします。
左側のメニューから「コンテンツ」をクリックします。
多言語翻訳・字幕を追加したい動画にカーソルを合わせて「詳細」をクリックします。
動画の詳細が表示されます。
下へスクロールして「すべて表示」をクリックします。
さらに下へスクロールします。
「言語とキャプションの設定」を確認します。
キャプションとは字幕のことです。
動画の言語は「日本語」を選択
字幕の設定は「なし」を選択します。
右上の「保存」をクリックします。
参考までに・・・
動画の言語で日本語を選択すると
- 動画のタイトルと説明
- 字幕の追加
日本語をもとに編集作業ができます。
はじめて動画の言語を選択したときは
「これを自分のチャンネルのデフォルトにする」と表示が出るかもしれません。
「チェック」を入れて「確認」をクリックします。
毎回、言語を選択したい場合はチェックを入れないでください。
字幕の設定は、米国内で放送されたコンテンツに対する設定項目です。
放送されたコンテンツでなければ「なし」または「このコンテンツは米国内のテレビで放送されたことはありません。」のいずれかを選択します。
左側のメニューから「字幕」をクリックします。
「言語を追加」をクリックします。
表示の中から追加したい言語を選択します。
今回は「英語(アメリカ合衆国)」を選択します。
動画の字幕に「英語(アメリカ合衆国)」が追加されています。
ここまでは、1・2共通の設定になります。
【1】動画のタイトルと説明を多言語に翻訳する設定方法
YouTubeにアップロードした動画のタイトルと説明を多言語に翻訳します。
次の方法で動画の字幕を開きます。
- YouTube Studioにログイン
- 左側のメニューから「コンテンツ」をクリック
- 翻訳したい動画の「詳細」をクリック
- 左側のメニューから「字幕」をクリック
動画の字幕が開きます。
タイトルと説明にある「追加」をクリックします。
左側は元の言語、日本語です。
右側は翻訳言語、英語(アメリカ合衆国)です。
右側のタイトルと説明に「英語」を入力します。
タイトルの入力は必須です。
説明の入力は必須ではありませんが
入力しておくことをオススメします。
Google翻訳を使えば、入力はかんたんです。
新しいタブを開いて、Google翻訳を開きます。
左側の言語を「日本語」
右側の言語を「英語」にします。
YouTubeの画面に戻ります。
左側のタイトルにある「日本語」をコピーします。
Google翻訳の左側に貼り付けます。
右側に翻訳済みの英語が表示されます。
「英語」をコピーして、YouTubeの画面に戻ります。
YouTube画面の右側にある
タイトルに「英語」を貼り付けます。
- タイトルが長すぎます
- 角かっこは使用できません など
注意表示が出る場合、修正してください。
同様の手順で説明にも「英語」を入力します。
タイトルと説明に「英語」を入力できました。
右下の「公開」をクリックします。
英語(アメリカ合衆国)の列にあるタイトルと説明を確認すると「公開済み」になっています。
「言語を追加」をクリックすると
同様の手順で他の言語も追加することができます。
必要に応じて、複数の言語を登録すると良いでしょう。
以上で、動画のタイトルと説明の多言語翻訳は完了です。
【2】動画に字幕を追加して多言語に翻訳する設定方法
YouTubeにアップロードした動画に
字幕を追加したり、多言語に翻訳する設定方法を紹介します。
この設定も動画を投稿するたびに毎回必要となります。
大まかな流れは・・・
- 日本語字幕を追加
- 自動翻訳の機能を使って多言語に翻訳
- 公開
このような手順で設定を進めます。
動画に日本語字幕を追加
字幕を追加する方法は4種類あります。
- ファイルをアップロード
- 自動同期
- 手動で入力
- 自動翻訳
なお、音声ありと音声なしの動画では設定方法が異なります。
■ 音声ありの動画の場合
「自動翻訳」を使って字幕を追加するのが最も簡単な方法です。
YouTubeの音声認識技術を利用して自動的に動画の字幕が作成される「自動字幕起こし機能」になります。
字幕の表示されるタイミングを調整したり
おかしな翻訳を正しい日本語に編集し直すだけでOK!
■ 音声なしの動画の場合
日本語字幕をイチから作成する必要があります。
本記事では「手動で入力」を選択した場合の編集方法を紹介します。
手間はかかりますが・・・
それ以上に字幕を設定するメリットは大きいです。
まずは、次の方法で動画の字幕を開きます。
- YouTube Studioに「ログイン」
- 左側のメニューから「コンテンツ」をクリック
- 翻訳したい動画の「詳細」をクリック
- 左側のメニューから「字幕」をクリック
動画の字幕が開きます。
音声ありと音声なしの動画では表示が異なります。
■ 音声ありの動画の場合
日本語(自動)の字幕にある「複製して編集」をクリックします。
■ 音声なしの動画の場合
日本語(動画の言語)の字幕にある「追加」をクリックします。
「手動で入力」を選択します。
字幕の編集画面が開きます。
■ 音声ありの動画の場合
自動的に字幕が作成されています。
参考までに・・・
自動翻訳されない動画があります。
- アップロードして時間が経っていない
このような場合、しばらく待ってから確認すると自動翻訳されています。
また・・・
- 音質が悪く音声を認識できない
- 冒頭で無音状態が長く続いている
- 複数人が同時に話し、音声が重なっている
- 長すぎる など
自動翻訳が適用されないこともあります。
■ 音声なしの動画の場合
空白のボックスが表示されます。
字幕を手入力して追加しましょう。
表示される字幕を確認します。
字幕が抜けていたり、おかしな日本語があれば編集します。
■ 入力完了
キーボードの「Enter」キーを押します。
もう1度押すと、新しいボックスが追加されます。
■ 改行
キーボードの「Shift」キーと「Enter」キーを押します。
■ 字幕の追加
「+字幕」または「+」をクリックします。
ボックスとボックスの間にある「+」で行を追加できます。
空白のボックス内に文字を入力すればOK!
■ 字幕の削除
「ごみ箱のアイコン」をクリックします。
■ 文字数の目安
映画のような字幕をつける場合
- 1秒4文字
- 13~16文字を2行まで
上記を参考にすると良いでしょう。
音声の多い動画や再生時間の長い動画ほど
字幕の確認は大変ですが・・・
ここで編集した日本語をもとに
多言語翻訳されることになります。
字幕の編集画面では、時間を編集してタイミングを調整することもできます。
動画の再生ボタンを押して・・・
音声と字幕のタイミングを確認しながら編集すると良いでしょう。
調整方法はいくつかあります。
- ごみ箱アイコンの右にある時間を入力し直す
- タイムラインのテキストオブジェクトを左右に動かす
- タイムラインのテキストオブジェクトの端をドラッグ&ドロップして長さを変更 など
タイムラインの音声の波形も見ながら編集してください。
調整バーを左右に動かすと
タイムラインの拡大・縮小ができます。
「+」「-」ボタンをクリックしてもOK!
細かい調整がしやすくなります。
赤枠内にある「縦3点」をクリックすると
字幕のダウンロードができます。
必要な場合は利用してください。
すべての編集ができたら動画を再生して最終確認します。
- 文字が抜けていないか
- 誤字はないか
- 単語や言い回しはおかしくないか
- 文字と音声のタイミングはあっているか など
確認できたら「公開」をクリックします。
参考までに・・・
それぞれの違いを説明します。
■ 「公開」をクリックすると
動画に字幕が反映されます。
ここでの公開とは・・・
字幕の公開であり、動画自体の公開ではありません。
非公開や限定の動画自体が一般公開されるわけではないので安心してください。
■ 「下書き保存」をクリックすると
下書きの状態で保存することができます。
あとで編集したい場合や公開済みの動画にまだ字幕が反映されたくない場合などに利用してください。
■ 「X」をクリックすると
「ドラフト保存」または「変更を破棄」のいずれかを設定できます。
動画の字幕に戻ると、3つの言語が表示されています。
- 日本語(動画の言語)
- 英語(アメリカ合衆国)
- 日本語(自動)
日本語(動画の言語)の列を確認すると「公開済み」になっています。
公開した字幕や下書き保存した字幕を再編集したい場合
日本語(動画の言語)の列にある「編集」をクリックします。
編集後、再度「公開」をクリックしてください。
以上で日本語字幕の追加は完了です。
自動翻訳の機能を使って多言語に翻訳→公開
日本語字幕を追加することができました。
その字幕をもとに、自動翻訳の機能を使って多言語に翻訳しましょう。
もとの字幕である日本語(自動)は削除してOKです。
日本語(自動)の列にカーソルを合わせると右端に「縦3点」が表示されます。
「オプション」から「削除」をクリックします。
※日本語(動画の言語)に設定した言語は削除しないでください。
字幕の削除が表示されます。
「この言語の字幕を削除してもよろしいですか?」
「字幕を削除」をクリックします。
日本語(自動)が削除されました。
英語(アメリカ合衆国)の列にある字幕の「追加」をクリックします。
字幕を追加する方法は4種類あります。
- ファイルをアップロード
- 自動同期
- 手動で入力
- 自動翻訳
最もかんたんな「自動翻訳」を選択します。
自動翻訳の正確さに不安を感じる場合
他の方法で対応することもできます。
英語に自動翻訳されています。
翻訳ミスがあっても分かりませんが!
おそらく修正なしで使えるでしょう・・・ということで先に進みます。
編集したい箇所があれば設定してください。
確認できたら「公開」をクリックします。
参考までに・・・
それぞれの違いを説明します。
■ 「公開」をクリックすると
動画に字幕が反映されます。
ここでの公開とは・・・
字幕の公開であり、動画自体の公開ではありません。
非公開や限定の動画自体が一般公開されるわけではないので安心してください。
■ 「下書き保存」をクリックすると
下書きの状態で保存することができます。
あとで編集したい場合や公開済みの動画にまだ字幕が反映されたくない場合などに利用してください。
■ 「X」をクリックすると
「ドラフト保存」または「変更を破棄」のいずれかを設定できます。
英語(アメリカ合衆国)の列にある字幕を確認すると「公開済み」になっています。
「編集」をクリックすると
公開した字幕や下書き保存した字幕を再編集できます。
「言語を追加」をクリックすると
他の言語を追加することができます。
必要に応じて、複数の言語を追加すると良いでしょう。
追加後は必ず「公開」をクリックしてください。
以上で、動画に字幕を追加して多言語に翻訳する設定は完了です。
YouTubeの多言語翻訳・字幕を設定できているかの確認方法
記事の前半で書いている通り
YouTubeでは言語の選択ができます。
YouTubeに「ログイン」して、画面右上の「アイコン」をクリックします。
ログインしない場合、ログインボタンの左にある「縦3点」をクリックします。
メニューの中から「言語:日本語」をクリックします。
表示の中から「English(US)」をクリックします。
チャンネル名と概要から確認します。
英語で表示されています (^^♪
つづいて、翻訳や字幕を設定した動画にアクセスします。
多言語翻訳を設定した動画だけは
英語表示されています。
他の動画は設定していないため
日本語表示のままになっています。
「CC」はクローズドキャプションの略で字幕を指します。
動画のタイトルと説明を確認すると
英語表示されています (^^♪
動画を再生して、字幕ボタン「CC」を押します。
日本語音声あり、または音声なしの動画に関わらず・・・
設定した言語で表示されています。
要するに・・・
視聴者側が設定する言語により表示が異なります。
- 「日本語」で設定→「日本語」で表示
- 「英語」で設定→「英語」で表示
他の言語でも同様です。
つまり、多言語翻訳・字幕の設定により
海外の視聴者にも分かりやすい動画の作成ができる!
言葉の壁を越え、世界中の人にチャンネルや動画をアピールすることができます。
まとめ:多言語翻訳・字幕の追加の設定方法
海外向けの動画を作成するために
わざわざ翻訳したり、字幕を用意するのは大変です。
外注先に依頼すれば費用もかかります。
YouTube Studioの機能を利用すれば
少しの手間はかかりますが・・・
費用はかかりません。
誰でも無料で簡単に動画の設定ができます。
ぜひ、多言語翻訳・字幕の機能を利用して
- チャンネル登録者数
- 視聴回数
- 再生時間
これらの大幅アップを目指しましょう。
世界中の人にアピールするチャンスが増えます。
また、YouTubeのアナリティクス機能から
視聴者地域や視聴言語の変化を見ながら
他の言語を追加していくと良いでしょう。
本記事がYouTube動画作成のお役に立てれば幸いです。