Microsoft Officeが入っていないパソコンを買ったけど・・・
Word・Excelなどを使いたい!
後からOfficeを購入するしかないのかな?
インストールや設定が難しそう (-ω-)/
このように考えている「あなた」
その悩み…無料で簡単に解決することができます。
本記事の内容
- パソコンにOfficeが入っているかを確認する方法
- Officeが入っていないパソコンでWord・Excelなどを開く方法
- Word・Excelなどを開いてからの基本操作
実際のパソコン画面を使って、操作方法を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
Windows11の画面で解説します。
Windows10の場合も同様の手順で設定することができます。
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パソコンにOfficeが入っていないと・・・
パソコンにMicrosoft Officeが入っていないと・・・
Word・Excelはこのように表示されます。
Word「作業明細書」のファイルをダブルクリックして開きます。
Officeが入っていないため、開くことができません。
アプリの選択を促す画面が表示されます。
パソコンにMicrosoft Officeが入っていると・・・
Word・Excelはこのように表示されます。
パソコンにOfficeが入っているかを確認する方法
あなたのパソコンにMicrosoft Officeのアプリが入っているのか・・・
まずは確認してみましょう!
次の通り、操作します。
「スタートメニュー」→「設定」の順にクリックします。
設定画面が開きます。
「アプリ」→「インストールされているアプリ」の順にクリックします。
検索ボックスに「Office」「Word」「Excel」などと入力します。
今回は「Office」と入力します。
検索結果が表示されます。
「Microsoft Office Personal 2007」
上記は一例です。
最新版のOfficeなら「…2021」と表示されるでしょう。
他にも「Word…」「Excel…」などと表示されるかもしれません。
このようなアプリの表示があれば、パソコンにOfficeが入っています。
逆に言えば・・・
このような表示がなければ、パソコンにOfficeは入っていません。
【無料】Officeが入っていないパソコンでWord・Excelを開く方法
パソコンにMicrosoft Officeのアプリが入っているかを確認できました。
ここからは、Officeが入っていないパソコンでWord・Excelを開く方法を紹介します。
方法はいくつかありますが!
無料で利用できる「Microsoft 365 for the web」を使います。
Microsoft 365 for the webとは?
Microsoft 365 for the webは、Microsoft社が提供するオンラインサービスです。
Web版Office・Office Onlineとも言われます。
Microsoftアカウントがあれば・・・
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザ上で
- Word
- Excel
- PowerPoint など
上記のアプリを無料で利用することができます。
Microsoftアカウントを持っていなくても大丈夫!
誰でも無料で作成することができます。
Microsoft 365 for the webの特徴は次の通りです。
Microsoft 365 for the webの特徴
- Microsoft 365 for the webは無料
- Microsoft 365は有料サービス
- インターネット接続必須
- ブラウザ上でWord・Excel・PowerPointなどが使用できる
- 有料版のOfficeと同等の機能は使えない
- OneDrive上のデータを作業できる
- 容量は5GBまで
無料で多くの機能を使えますが・・・
一部の機能に制限があるため、できること・できないことがあります。
個人的には、特に不満はありません。
すべての機能を使いたい場合
Microsoft 365や有料版のOfficeを検討しましょう。
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Officeが入っていないパソコンでWord・Excelを開く方法
Google ChromeまたはMicrosoft Edgeのブラウザを開きます。
今回は「Google Chrome」をクリックします。
検索ボックスに「無料Office」と入力します。
▼ こちらをクリックしてもOK! ▼
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web
検索結果の中から「Web 上で Word、Excel、PowerPoint などを無料で使用」を選択します。
「Web 上で Word、Excel、PowerPoint などを無料で使用」と表示されています。
下へスクロールすると
- Word for the web
- Excel for the web
- PowerPoint for the web
それぞれの詳細情報を確認することができます。
■ Microsoftアカウントを持っている場合
- 「サインイン」をクリック
■ Microsoftアカウントを持っていない場合
- 「無料でサインアップ」をクリック
- 必要事項を入力
- アカウントを作成後「サインイン」する
私はMicrosoftアカウントを持っています。
「サインイン」をクリックします。
「Microsoftアカウント(メール、電話、Skype)」を入力します。
「次へ」をクリックします。
「パスワード」を入力します。
「サインイン」をクリックします。
「サインインの状態を維持しますか?」と表示されます。
「いいえ」または「はい」を任意で選択します。
参考までに・・・
- いいえ→他人と共用したり、外出先で使用する場合
- はい→あなた専用PCで、毎回サインインする手間を省きたい場合
このようなイメージで選択すると良いでしょう。
今回は「はい」を選択します。
Microsoft 365 for the webのトップページが開きます。
左上に「Free」、使用済みの容量が表示されています。
無料で5GBまでの容量を使用することができます。
注意点として!
- アプリをインストール
- Microsoft 365 を購入
これらは有料サービスになります。
クリックすると、詳細を確認することができます。
必要に応じて利用してください。
Microsoft 365 for the webは、OneDrive上のデータと連携しています。
パソコン内に保存されているWord・ExcelなどのファイルをOneDriveにアップロードすると開くことができます。
もちろん費用はかかりません!
実際に試してみましょう。
「アップロード」をクリックします。
「開く」の画面が表示されます。
開きたいWord・Excelなどのファイルを選択します。
今回はWord「作業明細書」のファイルを例に説明します。
「開く」をクリックします。
Excelなども同様の手順で進めてください。
OneDriveに選択したファイルをアップロード中です。
「ポップアップがブロックされました」と表示されます。
自動的にタブが開いて、Wordファイルが開くはずですが・・・
開かないため、手動でファイルを開きましょう。
左のアプリ一覧から「OneDrive」をクリックします。
OneDriveが開きます。
下へスクロールすると、OneDriveに保存されているファイル一覧を確認できます。
表示の中から、先ほどアップロードしたファイルを探しましょう。
今回はWord「作業明細書」のファイルをクリックします。
新しいタブが開いて、Wordファイルが開きます。
以上がOfficeの入っていないパソコンでWordを開く方法です。
Excelなども同様の手順で開くことができます。
参考:アップロードしたファイルが見つからない場合
アップロードしたファイルが見つからない場合「ホーム」をクリックします。
再度ページを読み込み、ファイルが表示される可能性があります。
表示がない場合、正常にアップロードできていません。
「アップロード」をクリックして、対象のファイルをもう1度アップロードしましょう。
Word・Excelなどを開いてからの基本操作
Officeが入っていないパソコンでWord・Excelなどを開くことができました。
ここからは開いてからの基本操作として・・・
- 編集
- ファイル名の変更
- 保存
- 削除
- 共有、リンクのコピー
- ダウンロード
上記について、簡単に触れておきます。
Wordの画面で解説します。
Excelの場合も同様の手順で操作してください。
基本操作:編集
Microsoft 365 for the webと今まで使ってきたWordの画面・・・
何となく違う!
このように感じる人もいるでしょう。
下三角のアイコンをクリックします。
「リボンを切り替える」画面が表示されます。
クラシック リボンから「1行のリボン」に切り替えます。
1行のリボンに切り替わりました。
好みのリボンを選んで使いましょう。
Word文書に文字や画像を追記します。
実際に編集してみると・・・
一部の機能に制限があるため、できること・できないことがあります。
すべての機能を使いたい場合、有料版を検討しましょう。
▼ 有料版の価格を見てみる ▼
基本操作:ファイル名の変更
ファイル名を変更したい場合
左上にある「ファイル名」をクリックします。
ボックス内に任意の名前を入力すればOK!
今回は「作業明細書-完了」に名前を変更します。
「エンター」キーを押すと自動保存されます。
基本操作:保存
今までのWord・Excelなどと異なる点と言えば!
保存される仕組みです。
Microsoft 365 for the webの場合
編集するたびに、雲のアイコンにチェックが入ります。
インターネット上の「OneDrive」に自動保存されています。
保存忘れがないのは嬉しいポイントです。
編集が終われば、右上のバツをクリックします。
ファイルは最新の状態で保存されています。
元のファイルと別名で保存したい場合など、自動保存以外の方法もあります。
「ファイル」→「名前を付けて保存」の順にクリックします。
一覧から用途にあった方法を選択しましょう。
- 名前を付けて保存
- 名前の変更
- コピーのダウンロード
- PDFとしてダウンロード
- コメントを含むPDFとしてダウンロード
- ODT形式でダウンロード
今回は「名前を付けて保存」をクリックします。
保存後、OneDriveを開きます。
元のファイルと保存したファイル、それぞれを確認することができます。
基本操作:削除
ファイルを削除する方法です。
OneDriveのファイル一覧を開きます。
削除したいファイルにチェックを入れます。
「削除」をクリックします。
「削除しますか?」と表示されます。
「削除」をクリックします。
削除されたファイルはごみ箱へ移動します。
「ごみ箱」をクリックします。
完全に削除したい場合
ごみ箱内のファイルにチェックを入れます。
「削除」をクリックします。
「復元する」をクリックすると、元の場所に戻すことができます。
「完全に削除しますか?」と表示されます。
完全に削除すると、復元できなくなります。
問題なければ「削除」をクリックします。
基本操作:共有、リンクのコピー
共有は非常に便利な機能です。
Word・Excelなどのファイルを他の人とシェアしたり、複数人で1つのファイルを作り上げることができます。
OneDriveのファイル一覧を開きます。
共有したいファイルにチェックを入れます。
「共有」をクリックします。
共有の画面が開きます。
- リンクのコピー
- 送信
上記の機能を利用できます。
今回は「リンクのコピー」を利用しましょう。
歯車のアイコン「共有の設定」をクリックします。
■ 送信
送信先・メッセージを追加後「送信」をクリックします。
送信先の相手とファイルを共有することができます。
リンクの設定画面が開きます。
共有するユーザーを選択します。
「すべてのユーザー」を選択する場合
このリンクを知っていれば、誰とでも共有できる設定です。
「編集可能」の右端にある下三角のアイコンをクリックします。
- 編集可能:変更できる
- 表示可能:変更できない
編集可能を選択すると、他のユーザーと共同編集できます。
表示可能を選択すると、共有されたユーザーは閲覧するのみです。
変更を加えることはできません。
有効期限の日付やパスワードの設定は有料機能です。
「適用」をクリックします。
「リンクのコピー」をクリックします。
コピーしたリンクをメールなどに貼り付けて送信すればOKです。
基本操作:ダウンロード
ダウンロードすると、パソコン内にOneDriveのファイルを保存することができます。
OneDriveのファイル一覧を開きます。
ダウンロードしたいファイルにチェックを入れます。
「ダウンロード」をクリックします。
「エクスプローラー」→「ダウンロード」の順に開きます。
Word「作業明細書-完了」のファイルが保存されています。
注意点として!
Officeが入っていないパソコンでは、中身を確認することはできません。
OneDriveの容量を減らしたい場合
- 一旦パソコンに保存
- 編集や閲覧したい時だけOneDriveにアップロード
このように利用すると良いでしょう。
以上がWord・Excelなどを開いてからの基本操作です。
お疲れ様でした!
まとめ
Officeが入っていないパソコンでWord・Excelを開く方法と基本操作を紹介しました。
「Microsoft 365 for the web」
Web版Office・Office Onlineとも言われます。
無料で多くの機能を利用することができるオンラインサービス!
個人的には大満足しています。
何より、OneDriveへの自動保存は嬉しいポイントです。
保存し忘れる心配がありません。
実際に使ってみて物足りなさを感じる場合、Microsoft 365や有料版のOfficeを検討しましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
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