マウスの横にボタン?
何に使うんじゃ・・・
ムムムッ!
みなさんが使っているマウスにはサムボタンがありますか?
最近のマウスには複数のボタンがあっても珍しくありません。
とりあえず人気のマウスだから購入してみたら何やらボタンがあちこち付いてるみたいな・・・
ボタンを使わなくても大丈夫ですが、それではもったいない (´・ω・)
ホントもったいない!
『Logicool Options』を使って、マウスのボタンを活用してみましょう。
もちろん「無料」でダウンロードできるので安心してください!
なので・・・今回はロジクール製品専用となります。
この記事を読んだあとには、マウスのボタンが活躍すること間違いナシ!
▼ このマウスで解説 ▼
Logicool Optionsの対応OS
WindowsとMacが対応OSとなっています。
- Windows7・8・10
- Mac10.11以降
ChromeOSは非対応のため注意してください。
Logicool Optionsの設定機能
『Logicool Options』は、デバイスのカスタマイズが可能です。
マウスやキーボードに設定できる機能は以下の通りです。
- ボタンやキーの設定
- ジェスチャーボタンの有効化
- アプリごとの固有設定
- デバイスのステータス確認
- DUOLINKの設定
- Logicool Flowの設定
- デバイスのバックアップ
注意ポイント
製品によっては、機能が使えません。対応製品であることを確認してください。
ボタンやキーの設定
マウスとキーボードにカスタマイズ可能な機能を設定する事ができます。
マウスによっては、ポインタの速度・スクロールホイールなどの設定もできます。
マウスのボタン設定は後半で詳しく書いています。
ジェスチャーボタンの有効化
マウスのボタン設定に『ジェスチャーボタン』があります。
ボタンを押しながらマウスを前後左右に動かすと設定した動作をしてくれます。
初期設定にある[●仮想デスクトップ]で見てみましょう。
ボタンを押しながらマウスを前に動かせば「スタート」メニューが開くことになります。
初期設定で、使いやすい組み合わせがなければ[カスタム]を選択し好みの設定を作ることができます。
ボタン単体にも設定ができるので、前後左右を合わせると合計5つの設定が可能となります。
ジェスチャーボタンを活用すれば、少ないボタンであっても十分なカスタマイズが出来ます!
アプリごとの固有設定
『Logicool Options』の機能設定で私が気に入ったのがこちら!
アプリごとに固有設定ができるところ・・・
簡単に言えば・・・開いてるアプリによってマウスのボタン設定ができる。
このアプリを開いてる時は「違うボタン設定がしたい」に応えてくれるスグレモノ!
私の場合はブラウザを開いてる場合とゲーム関係のアプリを開く場合では、ボタンに割り当てた設定が違います。
アプリに合わせて設定ができるのは大変便利ですし、作業効率がとてもUPします。
手順は次の通りになります。
- すべてのアプリケーションを選択
- アプリケーション固有の設定をON
- +アプリケーションの追加を選択
- 設定をするアプリケーションの選択
アプリごとの設定がこれで出来るようになります。
この機能は是非有効に使ってみてください。
デバイスのステータス確認
デバイスの情報を瞬時に確認することが出来ます。
写真は、キーボードの電池残量を示しています。
デバイスに電池を使用していれば、どれぐらい減っているか気になりますよね?
デバイスがつながっていれば電池残量を確認することが出来ます。
Easy-Switch対応キーボードでは、どのPCとペアリングされているかを確認することが出来ます。
写真では2番に割り当てたPCとペアリングされていることが分かります。
また、1番3番に割り当てたPCの情報も確認できます。
DUOLINKの設定
DUOLINK対応キーボードがあればマウスとリンクさせてカスタム機能を使うことが出来ます。
先程『ジェスチャーボタンの有効化』でマウスの動きに設定した機能が動作する話をしました。
DUOLINKでは、キーボードの「FN」キーを押しながらマウスの動きに設定した機能を使うことが出来ます。
『ジェスチャーボタンの有効化』同様に初期設定以外に自分にあったカスタマイズも可能です。
Logicool Flowの設定
『Logicool Options』で使える機能としてFlowがあります。
これがホント優れた機能で何が凄いかと言うと・・・
2台または3台のPC間を1台のマウスで使えるんです!
例えば・・・
デスクトップPCの横にノートPCがある環境のように異なったPC間では、ファイルのコピー&ペーストなどは出来ませんよね?!
それが、Flowの機能があれば異なったPC間であってもファイルのコピー&ペーストやテキストのコピー&ペーストが可能となります。
まるでデュアルディスプレイのようにシームレスな環境を与えてくれます。
さらに異なったOS間(Windows・Mac)でも利用ができるから優れた機能だと思います。
Flow対応キーボードもあれば複数のPCをひとつのマウスとキーボードで操作することができます。
ただし、DUOLINK同様にFlow機能対応製品が現在あまり多くありません。
お使いのデバイスが対応製品であるかの確認はしておいてください。
デバイスのバックアップ
『Logicool Options』でアカウントを作成するとデバイスの設定をバックアップすることが出来ます。
バックアップ復元の流れを書いていきます。
画面の左下にある「増加」を選択します。
その他の設定「バックアップ」を選択します。
「すべてのデバイスの設定のバックアップを自動的に作成」にチェックが初期設定で入っていると思います。
この場合は、カスタマイズした内容を自動的に保存してくれます。
バックアップを自動的にされるのが嫌であればチェックを外すといいでしょう。
バックアップをとりたい時に「バックアップを今すぐ作成」を選択してください。
「バックアップから設定を復元」を選択してみます。
カスタマイズした時のPC名と日付と時間が表示されます。
復元させたい時のデータを選んで「続行」を選択します。
復元させるのに問題がなければ「はい、これらの設定を復元します」を選択します。
復元させずに現状でよければ「現在の設定を保持」を選択してください。
以上でバックアップデータの復元は完了となります。
デバイス設定が記録された内容になっているはずです。
いかがでしたか?!
優れた機能が豊富にありましたよね。
PC作業を快適にするために使ってみてください。
しかも「無料」ですよ。
『Logicool Options』のインストールはこの後に書いています。
アカウント作成もインストールの流れで出来るので安心してください。
Logicool Optionsのインストール
設定機能がこれだけあってもインストールしなくては、使うことができません!
ここからは、『Logicool Options』のインストールを解説します。
簡単にできるので是非やってみてください (^^♪
step
1Logicool Optionsのダウンロード
こちらを選んでもらうと以下のLogicool サポートへようこそのページにはいれます。
使われているパソコンのOSを自動的に検出してくれます。
間違っていなければ『Download Now』をクリックしてください。
もしOSが違う場合は『すべてのダウンロードを表示』から選択してください。
Logicool サポート←こちらを利用してください。
ダウンロード中です (;^ω^)
しばらくお待ちください・・・
ダウンロードが完了しました。
[ファイルを開く]をクリックしてください。
step
2Logicool Optionsのインストール
ダウンロードした『Logicool Options』をインストールします。
『Logicool Optionsのインストール』をクリックしてインストールを開始します。
製品強化にご協力くださいと案内されます。
- 『はい、分析データを共有します』
- 『いいえ、共有しません』
どちらを選んでも、機能を利用することはできます。
私は、むやみに個人データを外部に出したくないので『いいえ、共有しません』を選択しました。
『Logicool Options』のインストールが完了するまでコーヒータイム (^^♪
すぐに終わるのでそんな時間はありません。
それでは次に進みます (-ω-)/
step
3ログインまたはアカウントを作成
『Logicool Options』を有効に使うためアカウント登録をしましょう。
インストールが完了すると上記画面が表示されます。
『ログインまたはアカウント作成』をクリックしてアカウントを作成しましょう。
[新規アカウントを作成]を選択してください。
[名・姓・メールアドレス・パスワード]
4つの項目を入力して『アカウントを作成』します。
登録ができたら『Logicool Options』の設定機能を使ってみましょう。
マウスのカスタマイズ
マウス『M500s』を使ってボタンのカスタマイズをします。
マウスまたはキーボードが接続されていれば、以下画面のように表示されます。
〇で囲われたボタンに機能設定を割り当てる事ができます。
限られたボタンに何を設定したら便利に使えるか?!
思考錯誤しながら試してくださいね (*^^)v
自分好みにカスタムするには十分の機能が用意されています。
数えて見ると全部で68個の機能がありました。
割り当てが可能な機能は以下の表に書いておきます。
割り当て機能『全68個』 | |
戻る | アプリケーションの起動 |
進む | アプリケーションを切り替える |
ジェスチャーボタン | ウインドウを最大化 |
キーストロークの割当 | ウインドウを最小化 |
[スタート]メニュー | ウインドウを閉じる |
Cortana | この PC |
Media Player | コピー |
Web ページを開く | サインアウト |
Windows 設定 | シャットダウン |
アクションセンター | ズームをリセット |
割り当て機能『全68個』 | |
スムーズスクロールを切り替え | ピクチャ |
スリープ | ビデオ |
タスクビュー | ファイルを開く |
ダブルクリック | フォルダを開く |
デスクトップ(前へ) | ポインタ速度を変更 |
デスクトップ(次へ) | ホーム |
デスクトップの表示/非表示 | ボリューム アップ |
デスクトップをクローズ | ボリューム ダウン |
デバイス | ミュート |
ドキュメント | モディファイアキー |
割り当て機能『全68個』 | |
やり直す | 拡大 |
ロック | 新しいデスクトップ |
中央ボタン | 新しいブラウザタブ |
停止 | 検索 |
元に戻す | 次のトラック |
入力言語 | 次のトラック/早送り |
再生/一時停止 | 画面を切り替える |
切り取り | 縮小 |
前のトラック | 貼り付け |
前のトラック/巻き戻し | 電卓 |
右クリック | 電子メール |
左スクロール | 音楽 |
左クリック | 高度なクリック |
左スクロール | なし |
ボタンに機能設定を割り当てる手順を紹介します。
M500sのサイドボタン(矢印のボタン)は初期設定では「戻る」に設定されています。
今回は「戻る」に設定された機能を「貼り付け」に設定してみます。
それでは、「戻る」が表示された所でクリックしてください。
いくつかの機能が表示されます。
「戻る」に設定されていることも確認ができます。
他の機能を確認するために「増加∨」を選択してください。
下にズラ~っと機能設定がでてきます。
はじめて見る時はビックリすると思いますよ!
今回は「貼り付け」に設定するので探してみましょう。
下から数えて6個目にありました。
「貼り付け」をクリックすると設定完了です。
「戻る」に設定されてたボタンは「貼り付け」に設定が変更されてます。
このように簡単に設定を変えることができます。
使っていないボタンがあれば機能を割り当てて利用してみてください。
思わぬ発見があるかも知れません?!
キーボードに極力触れずにマウスで作業することを考えるとカスタムがとても楽しくなりますよ。
私自身も、試行錯誤しながらマウスカスタムを楽しんでいます。
Logicool Optionsは無限の可能性!
みなさんどうでしたか?
とても簡単に設定を変える事ができましたよね!
しかも『Logicool Options』は無料でダウンロードができます。
Logicoolのマウスを持っているなら必ず使ってみてください。
ボタンを自分にあった設定に変えるだけで利便性がとても向上します。
与えられたボタンをどのように使うかは人それぞれです。
機能をうまく利用して作業の効率を高めましょう。
自分仕様にカスタマイズするのはホント楽しいですよ (≧◇≦)
▼ 高速スクロール対応 ▼