鼓膜がやぶれても・・・
ワシは誰にも敗れはせん!
鼓膜のひとつやふたつ・・・
ムムムッ!!
飛行機で『鼓膜』がやぶれる・・・
しかも2回も (´・ω・)
どこか他人事でない気が・・・
そりゃ私の事ですからね!
それは、痛くてツライ記憶 (/ω\)
『鼓膜』がやぶれた・・・あの出来事
忘れてはダメなんだ私の事だから!
それでも2020年を過ぎたころ・・・
現代では、鼓膜がやぶれることは「日常茶飯事」です!
んなことはありません (・ω・)ノ
みなさんの周りに『鼓膜』がやぶれた人はいますか?
意外といないのでは・・・どうかな?
少なくとも2回やぶれた私は「レア」で貴重な存在
まるで『メタルスライム』・・・
ムムムっ! (。-`ω-)
冗談はさておき、飛行機で鼓膜がやぶれた私に試練が!
のちの人生で、飛行機に乗る機会がまたおとずれることに・・・
それは海外に社員旅行 (´・ω・`)
まぁ~旅行とは言え会社の社員旅行・・・
そんな事より不安なのが『鼓膜』!
3回目ともなればシャレにもならない (´・ω・)
『鼓膜』がやぶれた経験と理由を紐解き
私がとった【鼓膜対策】をお届けしよう。
▼ 私のような人には是非読んでほしい ▼
飛行機で耳が痛くなりやすく不安
注意ポイント
必ずとして、痛みがなくなりトラブルが解消される訳ではありません。
『鼓膜』がやぶれた時は、まだ幼き少年
時は、さかのぼること・・・300年!
申し訳ない生きていません (´・ω・)
時は、さかのぼること・・・約30年前
私は中学1年生でピチピチと若かった。
あるとき・・・
突然、校内放送で呼び出しが!
急いで職員室へ・・・タッタッタ。
先生『お父さんから電話だ!』
先生から受話器を受け取り・・・
私『いきなりどうしたん?』
父『家に帰ってこい!北海道に行くぞ』
私『えぇ~~~』
卓球の新人戦を楽しみに練習に励んでいたけど・・・
そんな言葉を父に言える状況ではなかったのです。
父の母が「危篤状態」の為・・・急いで北海道の函館へ
人生はじめての飛行機
詳しい状況を把握しないまま、部屋での荷造り。
とにかく1週間は家をあけることになりました。
そして『人生はじめての飛行機』
搭乗手続きを済ませてワクワクどきどきの瞬間!
まるで人類が宇宙に夢と希望をのせて旅立つスペースシャトルのように・・・
私の心はときめいていたのは言うまでもありません。
だが待ち受けていたのは、そんなきれいな話ではなかったのです。
はかなくも「夢」と「希望」は絶望へと・・・
飛行機が滑走路を物凄い加速で走り出し・・・身体はGを感じながら傾きはじめた!
少しの時間のあと突然 (/ω\)
頭に響きわたる激痛におそわれ・・・
そのあと私は、飛行機の時間を楽しむ事ができませんでした。
痛みに耐えたフライト時間を終え『北海道の函館へ』
危篤の母がいる病院に行くはずが、近くの耳鼻科に行ったのは遠い昔の笑いばなし
先生にみてもらい『鼓膜』やぶれてますね!とあっさり
(´・ω・) 鼓膜がやぶれてる・・・えぇ~~
それって大丈夫なんですか?
当時は1~2週間ぐらいで『鼓膜は再生する』から大丈夫と言われた記憶があります。
不安な私は先生に質問しました!
私『大人になったら、やぶれずに乗れますか?』と質問
先生『成長と共に身体の変化が・・・』
先生は大人になって飛行機に乗る機会があれば乗ってみたらいいよ
みたいな感じの記憶が残っています。
函館の真っ白な雪景色のなか
痛みを感じながらも、少しほっとしたような・・・
少年の私は耳鼻科を背に、父の母がいる病院へ向かうのでした。
はじめての飛行機デビューがまさか
『鼓膜』がやぶれるデビューになるとは!
もはや『はぐれメタル』ほどの希少な存在。
そして・・・大人への階段をのぼり
私も20歳を過ぎたころです。
人生で2回目の飛行機
私は少年から青年へ・・・ (-ω-)/
当時は設計の仕事をしていて夜遅くまで働くことも多くありました。
先輩が某自動車の設備設計を担当していたこともあって・・・
設備の改造にともない『北海道』へ行くことになりました。
もうひとりの相方として私が選ばれたのです。
ピチピチした中学1年の私が経験したできごと・・・
『はじめてのおつかい』ではありません。
『鼓膜』がやぶれたあの日の出来事を忘れてはいません。
ですが、もう私も大人です (/ω\)
先生も大人になれば大丈夫かもしれないと言ってくれた!
そんな期待もあっていざ北海道へ
先輩には、過去の状況は伝えてあります。
「ほんまに行って大丈夫なんか?」と言ってもらえましたが
このチャンスで乗らないと・・・たぶん乗らないかもと
だから乗ってみることにしたんです。
先輩の後に続き慣れない搭乗手続きを済ませ・・・
人生2回目のフライトです (´・ω・`)
そりゃぁ~緊張してたのは言うまでもありません!
すでに夢や希望をのせる余裕は『これっぽっち』もありません。
あるのは確かな不安だけでした。
相当緊張してたはずです。
そして、私の心の準備ができないまま・・・
飛行機は滑走路を物凄い加速で走りはじめたのです。
不安をかかえ身体が傾き・・・どれほどの高度になったときでしょうか?
ふたたび中学1年の『あの時』を思い出す激痛が頭を襲いました。
横を見れば先輩が平然としている訳で、何故私だけ?
そんな事を考える余裕は束の間・・・
頭を抱えるぐらいの激痛が繰り返しおそってきます。
先輩も私に気付いて声をかけてくれますが・・・
私は先輩に声をかける余裕はありません。
少ししてCAさんが私に気付いて『あめ玉』をくれた事を覚えています。
気を紛らわすためにもあめ玉をなめていましたが、痛みが半端ではありません。
私は両手を頭にかかえてうずくまる事しかできませんでした。
痛みに関しては、明らかに2回目の方が痛かったのは確かです。
新千歳空港に到着後、痛みに耐えホテルへ向かう準備をはじめました。
ただ、すぐに痛みが落ち着くはずもありません。
その日は、仕事ではなく移動日だったので助かりました。
そしてホテルに到着した私は・・・
うずくまるようにホテルのベッドに横たわり朝をむかえるのでした。
出張で先輩に迷惑をかけた申し訳なさと・・・
これから先は、飛行機に乗れないのかなと悲しい気持ちだったでしょう。
これが私の2回目の『鼓膜』がやぶれた出来事です。
『鼓膜』は、そもそも何故やぶれた?
結論は「気圧の変化」にうまく対応できていない!
何が?となる訳ですが・・・
耳の中にある『鼓膜』を境に、「外側と内側で圧力差がうまれる」ときがあります。
そうです!
今回の飛行機の話のように高度の変化がでるときです。
ですが心配はいりません。
外側にかかる大気圧に、内側の圧力を「同圧に調整」ができるように身体はできています。
まず私たちの生活する場所が標準大気圧「1気圧」とすると、高度5,500mになれば「約0.5気圧」になります。
この説明の通り、高度が高くなると圧力が低下します。
高いところに行けば行くほど身体にかかる圧力は低くなる訳です。
つづいて耳の構造をイラストで超簡単に説明します!
- 外耳(鼓膜から外側)
- 中耳(鼓膜から奥側)
- 耳管(鼻につながっている)
- 鼓膜(外耳と中耳の境目)
鼓膜を境目に、外耳は外側で中耳が奥側です。
※あくまで細かい説明は省きます。
中耳には『耳管』という管があり鼻とつながっています。
耳管は「通常時は閉じている」ことを覚えておいてください。
あくびやツバを飲み込むなどの動作で耳管が開きます。
外耳と中耳にかかる圧力は、普段の生活では同圧になっています。
中耳の耳管が開くことで外耳と同じ圧力に調整されています。
大気圧の変化で、外耳と中耳に圧力差がうまれるが、耳管が開くことにより中耳が外耳の圧力に調整される。
そして耳管は「通常時は閉じている」ことをもう一度、頭に入れておいてください。
ではイメージしてください。
飛行機が「上昇」すると「気圧が低く」なり『外耳にかかる圧力が低く』なります。
耳管がうまく機能しないと中耳の圧力は変化しないため
「中耳の圧力が高い」ことで『鼓膜が外耳側に押す形』になります。
飛行機が「下降」すると「気圧が高く」なり『外耳にかかる圧力が高く』なります。
耳管がうまく機能しないと中耳の圧力は変化しないため
「中耳の圧力が低い」ことで『鼓膜が中耳側に押す形』になります。
飛行機の上昇と下降によって、外耳と中耳の圧力差がうまれ耳管の機能がうまく働いていない場合は、「圧力が低い側」に鼓膜が押し出されます。
大きな圧力差になれば痛みがでたり、私のように鼓膜がやぶれることになると言う訳です。
もう分かりましたよね・・・ (-ω-)/
気圧の変化に対応できていないのは
『耳管がうまく機能せず、外耳と中耳に圧力差がうまれている』
それは何故か?
どうしても個人差があるみたいです・・・
耳管の太さや長さなど
耳管がうまく開いても調整に時間がかかるなど
私の場合は、耳管の働きが人より機能していない事だと思います。
社員旅行がまさかの海外旅行
私も大人の階段をのぼり続けて年齢は30なかばを過ぎていました。
立派に『中年』の仲間入りをむかえる準備をしていた時のころ!
当時勤めていた会社では2年に1度社員旅行がありました。
しかも、旅行先は海外 (/ω\)
鼓膜がバンバンやぶれる私が海外旅行を計画する訳がなく・・・
はじめてのおつかいぐらいに緊張する社員旅行になるのは想像通り!
ただ・・・無理に行く必要はありません。
会社の人に迷惑をかけるリスクもあり、自分があの痛みに向き合うかもしれない恐怖もあります。
結局・・・私が出した答えは
『社員旅行』に行きます!
すごく悩んだのは事実です・・・ほんとに!
だけど社員旅行=飛行機に乗る
不安を振り切って決断したことには理由があります。
行き先が良かったのと「知らない世界を見てみたい」と
あと・・・今回の飛行機は大丈夫なんじゃないかなと思ったんです。
えっ! (。-`ω-)
あんな痛い思いしたのに・・・
と思うのが自然だと思います。
でも、過去の2回に共通した事があります。
何か想像できますか?
それはシンプルに・・・
『何も対策をとっていなかった!』
(・ω・)ノ 私は無知でした・・・
ただ飛行機の座席に座っていただけ!
何故『鼓膜』がやぶれたかは説明のとおり。
理由が分かれば対策も多少はとれます。
『Try Again』の精神でやってみようと
私がとった対策は後ほど紹介するとして・・・
実際どうだったのか?
気になりますか?
気になるよね!
気にしてもらわないと困るのです!
片道4時間ぐらいのフライト・・・
まさに、『はじめてのおつかい』のような緊張感
でも対策のかいもあって
『鼓膜』がやぶれることはありませんでしたぁ~。
(/ω\) くぅ~~~
現地の空港に着いた時・・・
『鼓膜』がやぶれずに喜んだのは私だけではありません。
みんなが駆け寄り声をかけてくれた
(/ω\) 鼓膜やぶれなくて良かったねと・・・
もう旅行のほとんどが終わったのと同じぐらいの満足感でした。
そして帰りのフライトもです!
やってやりました・・・
「自分に勝てた」そんな気分です。
あれから2年がたち、2回目の社員旅行も海外・・・
4時間ほどのフライトでした。
前回の対策ポイントが心の余裕をつくってくれました。
2回目の社員旅行も行き帰りと無事に鼓膜がやぶれることなくいけたのです。
ただ・・・問題がなかった訳ではありません。
「離陸」より「着陸」の方が耳のトラブルが多い!
いくつかの対策の結果・・・
飛行機が離陸してからの高度変化では、耳への負担がそれほどありませんでした。
ですが、すべての着陸時の高度変化においては、多少の痛みと不安があったのは事実です。
もしかして・・・ (´・ω・)
『離陸』と『着陸』に大きな違いがある?!
やはり身体の変化に間違いはありません。
ちゃんと理由があったんです!
圧力調整の働きをする耳管の性質に答えがありました。
ようするに・・・
『離陸』
気圧が下がる→耳管が開き→中耳の圧を逃がす
※空気を逃がす場合は耳管が開きやすい
『着陸』
気圧が上がる→耳管が開き→中耳に圧を取り込む
※空気を取り込む場合は耳管が開きにくい性質がある
耳管は空気を逃がす時に比べれば、空気を取り込むときのほうが「開きにくい性質」があるので、着陸時は離陸時よりも気圧調整が追いつかず痛みの原因となるのです。
つまり、着陸時の方が痛みを伴いやすくなります。
対策内容
耳が痛くなる理由が分かれば対策に取り組むだけです。
では・・・『中年』を目前にした私がとった対策はこちら!
- ヤギのごとく顎を動かす
- 緊張時のようにツバをのむ
- あめを舐める
- リラックスを心がける
- 強制的にあくびを繰り返す
- 最強アイテムの耳栓
見て分かる通り、特別なことをした訳ではありません。
少し調べれば書かれている内容です。
2回も『鼓膜』がやぶれた時は、何ひとつ対策をとらず痛い思いをしただけでした。
でも理由が分かり対策をした結果、鼓膜がやぶれずに飛行機に乗れました。
あと何故このような行動が対策になるのかを理解するのも大切です。
『高度変化により外耳と中耳の圧力差がうまれる』
『耳管が開き圧力が調整される』
対策の重要ポイント
- 耳管の働きをうながす
通常時は閉じている耳管も、顎を動かしたりツバを飲み込むなどの動作により耳管が開きます。
私の場合、耳管が人より細いまたは開きにくいなどが想像できます。
とにかく、耳管を開くきっかけを与えてやる行動をすればいいのです。
離陸と着陸前から対策内容を意識して、ほんとにヤギのように顎を動かしていました。
あめを舐めたりあくびをしたり、やたらと顎を動かすことに意識したのです。
ただし、それだけではありません!
イチオシの商品を見つけました。
飛行機用の耳栓
耳栓なんて仕事で使ったぐらいしかありません。
ですが、飛行機用の耳栓は違ったのです・・・
まずは商品を見てください。
▼ 鼓膜を守った商品はこれだ! ▼
耳栓の内部に気圧変化を緩やかにする調整機能がついていることで、機内の気圧変化による耳の痛みや不快感を軽減してくれます。
まさに私にとって必要なモノ (≧◇≦)
もう『メタルキング』に出会った衝撃です!
これで全てが解決できた訳ではありませんが・・・
少なくとも希望が見えたのは大きいことです。
その他にもフライト時間をリラックスできる商品を紹介します。
ここで紹介する商品は私が実際に利用したモノです。
▼ 気分ほぐれるアイマスク ▼
▼ 長時間でも疲れ知らず ▼
まとめ
『鼓膜』がやぶれる経験をしてから気付くことがあったんです。
飛行機以外にも、エレベータや新幹線でのトンネル通過時など
他の人より敏感に不快感を感じていました。
私のように気圧変化にうまく対応できない人はいるでしょう。
痛みや不快感などのツラさは私も共感できます。
痛みの原因が分かれば対策がとれるかもしれません。
耳管の働きをうながすことと・・・
私が対策で利用した「耳栓」はとても良かったと思います。
必ず痛みや不快感を無くす保証はありませんが!
確かな希望にはなりました。
そして『鼓膜』がやぶれない成果がありました。
多少の痛みで世界をせばめるのも残念な話です。
今回のように痛い思いを経験しながらも「勇気をだした行動」で新しい世界が見れたのです。
ただし痛みを我慢してまで飛行機に乗ることをすすめている訳ではありません。
耳に違和感を感じる人は耳鼻科で受診することを『強くオススメ』します。
次の飛行機がどんな理由で乗ることになるか分かりませんが?
対策をしっかりとって痛みの無いフライト時間を楽しみたいものです。
やっぱりきれいな海外の海に行きたいかな・・・