経理事務の仕事がしたい人へ
面接対策を解説します!
転職活動をしている人にとって、面接への不安はありませんか?
書類選考を突破できても、面接で苦戦する人は多いと思います。
本記事では、経理事務員を目指す人に向けて「面接対策」を中心に書いています。
主な内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 転職成功のための事前準備
- 面接当日の流れ
- 面接における注意点
「経理事務の面接対策」を取り入れて、転職活動を進めていきましょう!
転職成功のための「面接対策」をしっかり実施することで、不安や緊張がやわらぐと思います。
ぜひ参考にしてください。
大手製造メーカーにて、経理事務を15年経験。
現在はフリーランスとして活動中!
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【経理事務の面接対策】転職成功のための事前準備
転職に限らず、何事においても「事前準備」をするかしないかで結果は大きく変わります。
事前準備をしっかりすることで、転職成功に近づきます。
面接前日までに準備しておくべき事は、以下の通りです。
転職成功のための事前準備
- 応募先の企業をリサーチ
- 応募書類の確認
- 面接当日のイメトレ
- 面接場所の下調べ
- 面接当日の服装・持ち物
1つずつ見ていきましょう。
事前準備【1】応募先の企業をリサーチ
事前準備では、応募先の企業を徹底的にリサーチしましょう!
経理事務への転職を成功させたいなら、企業のリサーチにおいても「経理目線」を忘れないでください。
応募先企業にホームページがあり財務諸表を公開している場合に限りますが、以下の項目は数字を把握しておきましょう。
- 売上高
- 営業利益
- 借入金
- 設備投資
- 従業員数と労務費
財務諸表から経営状態を知るとともに、経営者の氏名や企業の歴史・今後の事業展開などを理解しておきましょう。
面接で具体的な数字を用いて論理的な話ができれば、評価や信頼度が上がります。
事前準備【2】応募書類の確認
応募書類とは履歴書・職務経歴書のことで、先に応募先企業に送付済みだと思います。
面接当日は、応募書類の内容に沿って質問が進みます。
応募書類の内容と面接当日に話す内容が一致しなければ、違和感を持たれる原因となります。
応募書類に書いている内容をしっかり確認しておきましょう!
事前準備【3】面接当日のイメトレ
イメトレとは、イメージトレーニングの略語です。行動している自分のイメージを思い描くことで、実際に行動するときに役立たせるためのトレーニング法の一種です。
つまり、面接当日の流れをイメージして本番に備えることです。
応募先の企業に到着するまでの流れも段階的にイメトレすることをオススメします。
忙しくて時間がない人は、面接での「よくある質問」を想定して「受け答えの準備」だけはしておきましょう。
以下の記事を参考にしてください。
【転職体験談】経理事務の面接で実際に聞かれた質問10選と回答例
続きを見る
事前準備【4】面接場所の下調べ
前日までに足を運ぶなどして、面接場所の確認をしましょう。
私が以前勤めていた会社は、グループ会社A・B・C・・・とあり社名や住所が似ていたため、間違う人が頻繫でした。
「A社」で面接があるのに「B社」に到着・・・
10分前に到着しても会社が違うため、再度そこから移動・・・結局遅刻となり印象はよくありません。
くれぐれも面接場所を間違わないようにしてください。
(「私は大丈夫」と思うかもしれませんが、会社を間違えたり道に迷うことはよくある事例です。)
また、最近ではWEB面接・オンライン面接が増えています。
WEB面接を受けたことがない場合、事前に友人などと必ず練習しておいてください。
面接当日のぶっつけ本番だけは、絶対に避けましょう!
以下については、特に注意が必要です。
- 通信が途切れる
- SNSなどの通知音
当日慌てることがないよう早め早めの準備が大切です。
事前準備【5】面接当日の服装・持ち物
面接当日は、服装だけでなく髪型から足もとの靴まで身だしなみを整えます。
応募先の企業に合わせた服装でビジネスマナーに沿ったスタイルを心がけましょう。
また、筆記用具など持ち物の確認をして、当日忘れ物がないようにしてください。
【経理事務の面接対策】面接当日の流れ
私はあがり症で緊張してしまうタイプですが・・・
みなさんは、どうですか?
しっかり事前準備をしていれば、面接当日はリラックスした状態で迎えられると思います。
書類選考と違い、面接では「人物重視」の選考となります。
普段の自分を出せるように、とにかく落ちついて行動しましょう。
面接当日の流れ
◆ 自宅を出る前に確認すること ◆
- 服装や身だしなみ
- 持ち物
- 時間
- 場所
事前にトイレを済ませて深呼吸するなど、リラックスして面接に挑める状態を作り出しましょう。
「人の第一印象は3秒で決まる」と言われるほど、第一印象は重要です。
最初のあいさつで面接結果を左右するほどの影響力があるため、
面接場所に入る時のあいさつは笑顔で自信とやる気に満ちた態度を心がけましょう。
「一緒に仕事がしたい」とお互いが思いあえる関係になれば、採用につながるはずです。
以下の行動は、面接で「マイナス」の印象を与えるため注意が必要です。
- 無表情
- 挙動不審
- 前職を批判する発言
- はっきりしない態度
表情や態度・仕事に対する姿勢から、人柄が伝わることを忘れないでください。
面接後のお礼を忘れずに!
面接が終わると「あとは結果を待つだけ」・・・一息つきたいところですが。
ちょっと待ってください!!
面接後のお礼状やお礼メールを送りましたか?
そこまでやって、面接終了です。
ちょっとした気づかいで採用結果が変わってきます。
面接後のお礼を忘れないようにしましょう。
【経理事務の面接対策】面接における注意点
経理事務の面接における注意点は、以下の通りです。
- 経歴詐称
- 自己PR
- 立場は対等
上記3つに注意して、経理事務への転職を成功させましょう。
面接における注意点【1】経歴詐称
当たり前の事ですが、経歴詐称は絶対ダメです。
「不信感を持ってしまう」人に、経理事務を任せたいと思う企業はありません。
履歴書・職務経歴書の内容と面接での発言内容が、ちぐはぐにならないよう気をつけてください。
面接を突破したいがために、実務経験や業務内容・スキル(資格)を実力以上に盛ってしまう人がいます。
面接では嘘がバレず運よく採用されたとしても・・・
業務につけば、実務経験などの嘘はすぐバレます。
上司や同僚から、「あれ?この人、経理の仕事分かってないかも?!」と。
たいていの企業は試用期間を設けているため、本採用を見送られる結果となります。
経理事務員には、誠実さ・正直な人柄であることが最も重視されます。
面接における注意点【2】自己PR
経理事務の面接でよくある「自己PR」の一例ですが、オススメしません。
- 数字に強い
- 真面目
- コツコツ継続できる
上記のような自己PRはありきたりで当たり前過ぎるため、強みにはなりません。
面接担当者は聞き飽きているはずです。
もっと具体的な内容での自己PRが重要です。
具体的な内容での自己PR
- 使えるソフト(Excel・Word・PowerPoint・Adobeなど)
- 使える会計システム(弥生会計・PCAなど)
- 数字に強い→分析して経営戦略をたてられる
- M&Aなど専門性の高いスキル
- プレゼンテーション能力
実務経験や業務内容・スキル(資格)の見直しをするなど面接本番に備えましょう!
面接における注意点【3】立場は対等
転職を成功に導くため、経理事務の「面接対策」について書いてきました。
一見、企業から選ばれるためのポイントを書いているようですが、実際はそれだけではありません。
面接では、自分をアピールすると同時に「ここで働きたいと思える企業であるか」を確認する場でもあります。
あなたは企業を選ぶ側であり、あくまで立場は対等であることを忘れないでください。
あなたと企業の両方が面接の機会を利用して、お互いを知るための時間にすることが大切です。
まとめ:転職を成功に導く【経理事務の面接対策】
経理事務の仕事は「企業のお金を取り扱う」立場という職業柄、面接では特に人物重視した採用基準となります。
ここまで書いてきた「経理事務の面接対策」をすれば、面接当日は落ちついた行動ができると思います。
本記事の内容
- 転職成功のための事前準備
- 面接当日の流れ
- 面接における注意点
上記3つの対策を取り入れて、転職活動を進めていきましょう!
みなさんの転職活動が順調に進むことを願っています。