新しい外付けHDDをWindowsのパソコンにはじめて接続
- フォーマットするべき?
- フォーマットしなくても大丈夫?
このような疑問がありませんか?
フォーマット済み・未フォーマットは、外付けHDDによって異なります。
私が先日購入した外付けHDD
「Seagate ExpansionポータブルHDD」
こちらのHDDは、exFAT形式でフォーマット済みの状態です。
すぐに使い始めることができる外付けHDDとなりますが・・・
exFAT形式では使いにくい!
そのため、exFAT形式をNTFS形式にフォーマットし直します。
本記事の内容
- フォーマットの形式について
- Windowsで外付けHDDをNTFS形式にフォーマットする方法
exFAT形式でフォーマットされていて、すぐに使い始めることができるのに・・・
なぜ、形式を変更するのか?
その理由を含めて、フォーマットの形式について解説します。
また、実際の画像を使ってNTFS形式にフォーマットする方法も紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
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フォーマットの形式について
Seagate ExpansionポータブルHDDは、exFAT形式でフォーマット済みの状態です。
なぜ、NTFS形式にフォーマットし直すのか?
その理由は、私の使用環境にあります。
私の場合、Macで使用する機会がありません。
Windowsのパソコンのみで使用します。
Windowsのみで使用の場合、NTFS形式が推奨されています。
そのため、exFAT形式からNTFS形式へフォーマットし直します。
外付けHDDを使用する時は、使用環境に合わせたフォーマットの形式をおすすめします。
以下に、主なフォーマットの形式を紹介します。
NTFS形式:Windowsのみでの使用におすすめ
Windowsのパソコンのみで使用する場合、「NTFS形式」にフォーマットしましょう!
NTFS形式は、Windowsの開発元であるMicrosoft社が開発したファイルシステムです。
2TB以上のボリュームサイズを管理可能で圧縮・暗号化機能などを実装しています。
また、データの消失・破損を防ぐための自己修復機能があります。
Windowsのパソコンにとって、標準ファイルシステムかつデータ保護の観点からも最適なフォーマット形式です。
HFS+形式:Macのみでの使用におすすめ
Macのパソコンのみで使用する場合、「HFS+形式」にフォーマットしましょう!
HFS+形式は、Macの開発元であるApple社が開発したファイルシステムです。
Macのパソコンにとって、標準ファイルシステムかつデータ保護の観点からも最適なフォーマット形式です。
exFAT形式:WindowsとMac両方での使用におすすめ
WindowsとMac両方のパソコンで使用する場合、「exFAT形式」にフォーマットしましょう!
現状では・・・
- Windowsのパソコン:HFS+形式を認識できない
- Macのパソコン:NTFS形式の読み込みは可能、操作に制限あり
つまり、両方のパソコンで使用する場合、exFAT形式一択になります。
私が購入した「Seagate ExpansionポータブルHDD」
exFAT形式でフォーマット済みだったのは、WindowsとMac両方のパソコンに対応させるためです。
ただし、exFAT形式は自己修復機能がなくデータ保護の観点からは、NTFS形式・HFS+形式より劣ります。
定期的にバックアップをとっていれば、exFAT形式でも心配する必要はありません。
その点を理解した上で、最適なフォーマットの形式を選択しましょう!
Windowsで外付けHDDをNTFS形式にフォーマットする方法
ここからは、Windowsで外付けHDDをNTFS形式にフォーマットする方法を紹介します。
Seagate ExpansionポータブルHDDを例にしますが、他の外付けHDDも操作は同じです。
画像は、Windows10の画面です。
Windows11の場合も同様の手順でフォーマットしてください。
※フォーマットすると、HDD内のデータはすべて消去されます。
外付けHDDとパソコンをUSBケーブルで接続します。
外付けHDDを認識すると、エクスプローラーが起動します。
購入後はじめて外付けHDDをパソコンにつないだわけですが・・・
すでにファイルが保存されています。
中身を確認すると、左から順に以下の通りです。
- MacOS向けのフォルダー
- Seagate製品登録
- PDFファイル(保証書)
フォーマットすると、これらのファイルは消えてしまいます。
必要な場合、別の場所へコピーして移動しましょう。
一旦、この画面を閉じてください。
ここからは、Windowsで外付けHDDをNTFS形式にフォーマットしていきます。
パソコン画面の左下「スタート」の上で右クリックします。
「ディスクの管理」をクリックして起動します。
管理画面に新しい外付けHDDが表示されているはずです。
フォーマットしたい外付けHDDに割り当てられたディスクを特定します。
※フォーマットすると、HDD内のデータはすべて消去されます。
ディスクの選択を間違わないようにしましょう!
フォーマットするディスクの上で右クリックします。
「ボリュームの削除」をクリックします。
外付けHDDによっては「ディスクの初期化」と表示される場合があります。
Seagate ExpansionポータブルHDDでは、この表示は出ませんでした。
- MBR(マスターブートレコード)
- GPT(GUIDパーティションテーブル)
いずれかを選択して「OK」をクリックします。
特別な理由がない限り、「GPT」を選択すると良いでしょう。
2TBを超えるディスクやWindows11で使用する場合、GPTの選択は必須です。
MBRは、Windowsの古いOSにも対応しますが、最大2TBまでのディスクしか処理できません。
「ディスクの初期化」の表示が出ない場合は、そのまま次へ進んでください。
シンプルボリュームの削除に関する注意点を確認してください。
※HDD内のデータはすべて消去されます。
削除で問題なければ「はい」をクリックします。
表示が「未割り当て」に変わります。
フォーマットするディスクの上で右クリックします。
「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
新しいシンプルボリュームウィザードが開きます。
「次へ」をクリックします。
ボリュームサイズの指定を選択します。
私の場合、初期設定のままにしています。
サイズを変更する場合は、表示の中から選択してください。
「次へ」をクリックします。
ドライブ文字またはパスの割り当てをします。
特に変更する必要がないため、初期設定のままにしておきます。
「次へ」をクリックします。
パーティションのフォーマットの各項目を設定します。
赤枠内の設定を1つずつ確認しましょう。
- 「このボリュームを次の設定でフォーマットする」を選択
- ファイルシステムは「NTFS」を選択
- アロケーションユニットサイズは初期設定のままでOK!「規定値」を選択
- ボリュームラベルは必要に応じて入力、ここでは「ボリューム」
- 「クイックフォーマットする」に「チェック」を入れる
各項目の設定ができたら「次へ」をクリックします。
新しいシンプルボリュームウィザードの内容を確認して
「完了」をクリックします。
すると、フォーマットが開始します。
赤枠内を確認すると、NTFS形式になっています。
「正常」と表示されていればOK!
Windowsで外付けHDDのフォーマットが完了です。
お疲れ様でした。
まとめ:パソコンに最適なフォーマット形式で使おう!
外付けHDDを使用する時は、フォーマットの形式を確認しましょう。
私のようにWindowsのパソコンのみで使用する場合、NTFS形式がおすすめです。
以下の形式と使用環境を参考にしてください。
- NTFS形式:Windowsのみ
- HFS+形式:Macのみ
- exFAT形式:WindowsとMac両方
使用環境に合わせたフォーマットの形式を選択しましょう。
そうする事でトラブル回避につながります。
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