【資格取得は意味がないに反論】6つのデメリットを理解して資格を取ろう！

 

 

【資格取得は意味がない】という意見を最近よく聞きます。

資格といっても、たくさん種類がありジャンルも様々です。

資格には、国家資格・公的資格・民間資格・国際資格があります。

どんな資格を取得するかにもよりますが、資格取得は意味があり価値ある行動だと思います。

まず、資格取得は意味がないとよく言われる6つのデメリットを紹介します。

1. 資格取得しても就職できない
2. 資格より実務経験が重要視される
3. 資格取得してもキャリアアップしない
4. 資格取得しても収入があがらない
5. 資格取得に費用がかかり過ぎる
6. 資格取得に時間がかかり過ぎる

本記事では【資格取得は意味がない】とよく言われる6つのデメリットに反論します。

結論は6つのデメリットを理解して資格を取ろう！ということです。

 

 

 

【1】資格取得しても就職できない

私は学生時代から資格取得に興味を持ち、現在に至っては複数の資格を取得しています。

簿記の資格を取得したことで経理事務への転職が決まり、仕事を長く続けることができたので、簿記の「資格に意味がない」と思ったことは1度もありません。

資格取得は、仕事だけでなく日常生活においても役立つ場面が多くあります。

「資格取得＝就職できる」ではありませんので気をつけましょう。

 

資格は持っているだけでは意味がない

「がんばって資格を取得したのに、就職できない」というのはよくある話です。

この記事を読んでいる人に質問です。

質問している私は、ペーパードライバーです (/ω＼)

自動車の免許（資格）は持っていますが運転はできません。運転しないといけない状況になっても、怖くて運転ができません。

 

他の資格においても同じことが言えます。

資格を取得しても使いこなせないのなら、それは持っていないのと同じです。

資格取得で終わりではなく、そこから技術を磨きましょう！

 

資格取得は最初のスタートライン

自分が取得する資格と就職先が求める資格が一致して、最初のスタートラインに立てます。

そこから就職活動が始まるといってもいいでしょう。

資格にはたくさんの種類があります。資格がないと、できない仕事もあります。

どんな資格を取得するのかが重要です。

誰でもかんたんに取れる資格は就職においてのライバルも多くなります。

みんなが持っている資格は価値が低くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

 

【2】資格より実務経験が重要視される

「資格より実務経験が重要視されるので、就職・転職活動しても、うまくいきません」というのもよくある話です。

経理事務の求人情報を見ていると、実務経験を重視している会社は多くあります。

『資格と実務経験、どちらが重要なのか？』

答えは資格と実務経験の両方が重要です。

資格を取得して、なおかつ実務経験のある人が会社では重要視されます。

 

実務経験はあとからついてくる

資格と実務経験には大きな違いがあります。

資格は行動しなければ取れません。

実務経験はキャリアを積めば取れます。

つまり、実務経験はあとからついてきます。

実務経験と比較して資格取得は意味がないというのは、勘違いであり残念です。

 

簿記資格に興味がある人は、以下の記事を参考にしてください。

【経験談】未経験で経理事務員になりたい人は簿記資格を取ろう！

続きを見る

 

【3】資格取得してもキャリアアップしない

資格を取得する目的はいろいろあります。

社会人に多いのはキャリアアップのために資格を取得することです。

ですが、資格取得してもキャリアアップしない場合があります。私の場合がそうでした。

会社では資格手当がありましたが、私が持っている資格は対象外でした。

資格が評価され、昇格する人もいませんでした。

 

資格が問題ではなく、会社に問題あり

会社によって、キャリアアップの基準は様々です。

資格手当を支給する会社もあれば、何もない会社もあります。

資格が問題ではなく、会社の制度に問題があります。

 

キャリアアップしたいなら転職しよう

キャリアアップしたいなら、資格を武器に転職するのも1つの選択肢です。

転職がきっかけで、キャリアアップするチャンスはあります。資格の評価があがる場合もあります。

転職を視野に入れ、キャリアアップする方法を考えてみるべきです。

【経理事務】正社員への道。派遣社員・アルバイトからのキャリアアップ

続きを見る

 

【4】資格取得しても収入があがらない

資格取得しても、すぐに収入はあがりません。私の経験談です。

資格で収入アップを考えるなら転職活動・副業にいかすべきです。

 

収入をあげたいなら転職しよう

資格によりますが、「資格取得＝すぐに収入アップ」は難しいです。

資格を武器に転職すれば、収入があがるかもしれません。

資格取得がきっかけで転職や起業・独立・開業などにつながり、収入があがる人はいます。

収入をあげたいなら、今の会社を離れ転職活動を始めよう！

 

資格を利用して副業しよう

資格取得を会社に報告しても、給料も評価もあがらずということは、よくあります。

それなら資格を利用して、副業にいかすべきです。

例えば、簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を持っている人は、その知識をブログ・YouTubeで公開し副業にすることができます。

ベビーシッター・ペットシッターの資格があるのなら、マッチングアプリを利用して副業するのもオススメです。

副業として、需要がある資格を取ることが重要です。

 

「会社が副業禁止で副業できません」という人は以下の記事を参考にしてください。

【副業禁止の会社に物申す！】と言いたいが、自分の身は自分で守るしかない。

続きを見る

 

【5】資格取得に費用がかかり過ぎる

資格取得に費用がかかり過ぎるというのは、最も多い悩みではないでしょうか？

独学で資格取得はできますが、それでも費用はかかります。

資格の内容・ボリューム・学習時間などによって、費用はバラバラです。

10万円以上かかるような資格もたくさんあります。

 

費用と目的のバランスが大切

資格取得に高い費用がかかるのはしょうがない場合もあります。

費用をかけてまで必要な資格なのか？を考えてください。

目的意識を持って資格を取りましょう！

目的意識がないまま行動しても、あまり良い結果は期待できません。

 

【6】資格取得に時間がかかり過ぎる

資格取得に時間がかかり過ぎる、これは避けられないことです。取得するまでに数年かかるような資格もあります。

時間をかけてまで必要な資格なのか？を考えてください。

 

時間をかけずに何かを習得することはできない

誰でも、すぐに、楽に、かんたんに取れるような資格でも取得に時間はかかります。

時間をかけずに何かを習得することはできません。

資格に限らず、仕事においてもいえることです。費用と同じで目的意識を持って資格を取ることが大切です。

しかし、資格においては勉強の仕方を工夫することで効率よく取得することはできます。

独学では効率よく学ぶことができないので、資格の学校を利用しましょう。

以下の記事を参考にしてください。

【独学はNG】簿記3級から資格の学校を利用すべき理由【初心者向け】

続きを見る

 

6つのデメリットを理解して資格を取ろう！

6つのデメリットいかがでしたか？

1. 資格取得しても就職できない
2. 資格より実務経験が重要視される
3. 資格取得してもキャリアアップしない
4. 資格取得しても収入があがらない
5. 資格取得に費用がかかり過ぎる
6. 資格取得に時間がかかり過ぎる

資格取得には、お金と時間がかかります。

せっかく取った資格が意味ないと言われるのはショックですよね。

自分の努力が否定されたような気分になると思います。

目的意識を考え、6つのデメリットを理解して資格を取りましょう！

役に立たない、無駄な資格は取らないように気をつけましょう。